はなぶさ歯科

はなぶさ歯科が大切にしていること

  • ①お口の健康の大切さに気付いていただくこと
  • ②より良いセルフケアを身に付けていただくこと
  • ③適切な診査、診断に基づく診療
  • ④患者さんひとりひとりに合った診療
  • ⑤十分な知識と技術に支えられた診療

はなぶさ歯科について

はなぶさ歯科は、「お口の健康にたずさわる」を掲げて地域の方々に良質の歯科医療を提供することを目標としています。 お口のことでお困りのことがございましたら、是非ご相談ください。

はなぶさ歯科 院長 金 志英

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はなぶさ歯科ニュース令和6年11月号

お母さんの歯の健康状態は赤ちゃんと無関係のように思われがちですが、様々な研究により両者にはとても深い関係があることがわかっています。赤ちゃんが生まれる前、つまりおなかにいるときからの虫歯予防に取り組むことができます。ぜひ、積極的に虫歯予防に取り組んでみてください。

 

★虫歯菌はどこから子供に感染する?

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌はいないと言われています。虫歯菌は赤ちゃんの近くにいるお母さんなど周囲の人から感染することが多いと言われています。

虫歯菌は、生後6か月くらいから歯が生え始めたら歯に付着します。通常、生後19〜31ヶ月の間で、生後19ヶ月で25%、31ヶ月では75%の割合で、赤ちゃんのお口にむし歯菌が定着するのです。このため、この時期を“感染の窓”と呼びます。子どもの口腔内を菌から守るためには、一緒に生活している保護者の方の口腔内に持っている細菌量が少なければ少ないほど、赤ちゃんへの感染リスクを少なくすることができるのです。

 

★妊娠中は虫歯や歯周病になりやすい

つわりの時期はニオイや刺激に敏感になります。歯磨き粉の香りで気持ち悪くなって、お口の中に歯ブラシを入れるのも大変になってしまう方がいます。さらに、妊娠中は、女性ホルモンの分泌が活発になります。中でもエストロゲンというホルモンが歯周病菌の増殖を促すのですが、これが月経時のおよそ30倍にも跳ね上がるといわれているのです。さらに、歯周病の原因菌には、女性ホルモンを好物とする細菌がいます。そのため、妊娠中は妊娠前よりも虫歯や歯周病になりやすくなるのです。また、妊娠している女性が歯周病に罹患している場合、低体重児および早産のリスクが高くなることが指摘されています。

 

★なにをすればよい?

・歯科医院で定期健診を受けて、お口の中のチェックを受けましょう。

・歯科衛生士から指導を受けて、日頃から正しい歯磨き習慣を身に着けましょう。

・虫歯や歯周病ある方は、早めに治療をしておきましょう。

お母さんだけでなく、お父さんや身近にいるご家族みなさんで、上記の対応を行うことでお子さんの感染リスクを減らす事ができます。歯科医院での定期健診や適切な治療で、周りの大人からお子さんへ虫歯や歯周病が感染するリスクを減らしましょう。